海外生活が長かったF夫妻。アラスカの極寒を経験して、家づくりでまず要望したのは、「北米レベルの断熱性能」と「ムクの住まい」。その両方を叶えたのがハザマ住建だった。図面の精密さや、狭間社長の知識の豊富さに強い信頼を置き、すぐに依頼を決めたそう。
要望を叶えるため「松尾式全館空調」と熱交換換気システム、ダブル断熱を採用したF邸。「夜中に空調を止めても、朝まで快適な室温が持続しています。あまりに快適なので、入居した初めての夜は本当にぐっすり寝られて驚きました」と奥様。玄関ドアの重さに気密性の高さを実感し、仕上がりには大満足だそう。
また、リビングには自然素材をふんだんに使用。床材は能登ヒバ、腰壁と天井はスギ、壁は漆喰で、「ムクの足触りが柔らかく、裸足で過ごすことがほとんどです。寒い日に床に寝転んでもヒヤッとしません」。
ダイニングには、ムクのチークで作ったテーブルとチェアを。自然素材で仕上げた空間とよく馴染む。塗り壁のおかげで、夏のじめっとした湿度を感じず、変な匂いも一切しないそう。
気密性を高めるため窓は少なく。高窓を配することで、効率的に明るい光を取り込んだ。
吹き抜けを介して、冬は暖かい空気が2階まで上り、夏は涼しい空気が1階に降りる。各部屋にエアコンを設置する必要がないため、暑さの厳しい8月でも、電気代は12,000円ほどだったそう。
料理が好きなご夫妻は、作った料理と一緒に、いつもワインを嗜んでいるそう。高気密高断熱の家は室温が一定のため、パントリーの室温も年中一定。温度管理が大切なワインの保存にも適している。
寝室にも、能登ヒバと漆喰を採用。心地良い空間で、ゆったりと眠りにつける。
茶道のお免状を持つ妻の茶室は、京間の畳と竿縁天井、炉をとり入れ、本格的なしつらえにしました。全館空調のおかげで、茶室はリビングと同じあたたかさを保持。すごく静かで、正座するだけで心が落ち着きます。
外壁は、熱伝導率の低い塗り壁。軒を伸ばして日差しをコントロールしている。
UA値0.28、HEAT20G2レベルの断熱性を叶えるのが、セルロースファイバー+EPSのダブル断熱。内断熱にはセルロースファイバー(120mm)、外断熱にはEPS(80mm)を施工するのが同社の標準仕様。小屋裏にはウレタン吹き付け断熱材を用いている。
種類 | 新築 |
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価格帯 |
3000万円以上 ※竣工当時の価格になります |
延床面積 | 138.29m²(41.8坪) |
家族構成 | 夫(65歳) 妻(61歳) |
竣工年月 | 2024年4月 |
会社名 | 株式会社ハザマ住建 |
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住所 | 石川県金沢市窪5-568 |
施工エリア | 石川県 |
会社の強み | コストパフォーマンスが良い / 性能(高気密・高断熱) / 性能(省エネ) / 自然素材 / リノベーションができる |
TEL | 0120-17-8830 |
営業時間 | 8:30~18:00 |
定休日 | 日曜、祝日 |