建具や床材にムクの木をふんだんに使ったＴ邸は、まるで森の中にいるような心地よさ。多彩なカラーの木を組み合わせながら、吹き抜けの梁や階段の手すりは、ブラックの塗装で印象を引き締めている。

家族がいつも同じ空間で過ごせるようにとの想いからドアや廊下は極力設けず、ＬＤＫと和室もひとつながりに。回遊性のある間取りは使い勝手がよく、住みやすさを実感しているそう。

｢住んでいくうちに味わいが増すのが木の家の魅力！ これからどんな風に変化していくか楽しみですね｣と、Ｔさんは笑顔で話してくれた。

床下エアコンを設置し、一年を通して快適な室温をキープ。家族がそれぞれの場所で過ごしていても、お互いの気配を感ることができる。

キューブを組み合わせたようなおしゃれな外観。これからDIYで外構を仕上げていくのがTさんの楽しみなんだそう。