永森建設の木を生かした和モダンな作風に惚れ込んだFさん。念願の住まいは、白と美しい木目がマッチしたナチュラルな空間に仕上がった。6歳の長男は、ムクとイグサの香りに包まれた家に帰ってくると、深呼吸して「木のいいにおいがするね」と言うのだそう。
　F邸の居心地の良さの秘密は、家族が互いの気配を感じながらも、思いおもいに過ごせる間取り。中庭をのぞむウッドデッキ、ダイニング横のカフェ風カウンター、和室など、LDKと緩やかにゾーニングしつつ、それぞれに楽しめる空間を設けたことで、家族一人ひとりの時間がより豊かになったそう。
「キッチンはダイニングテーブルと一直線に配列していて、家事をしていても会話が弾みます。私が料理をする姿がリビングからよく見えるせいか、新居になってから長男が積極的にお手伝いをしてくれるようになりました」と奥様は嬉しそう。ダイニングの一角のピアノから、今日も楽しげな親子の連弾が聞こえてくる。