暮らしの中心であるリビングは、上部に2階を設けず部分的な平屋とすることで、高天井による開放感を演出。南側に大きく開かれた窓からは、室内に光と風がたっぷりと注ぎ、視線が色鮮やかな庭と空へと抜けていく心地よさがある。キッチンからの視界も素晴らしく、左手はリビング、右手は外へと視界が広がっていくため、料理中も一切の閉塞感を感じることはない。

リビングだけでなく、キッチンと庭がつながっているのも特徴の一つ。BBQなど外での食事に便利なのはもちろん、外で遊ぶ子どもの姿が見えるので、両親も安心だ。「毎日、とても気持ちがいいです」とNさん。内と外がつながるこの家で、子ども達ものびのびと育つことだろう。

キッチンの天井に貼った杉板、コントラストが美しいリビングの化粧梁、洗面台に取り入れた天板のムク板など、巧みに自然素材を取り入れている。木が持つ色や木目、質感を感じられるようデザインすることで、住まい手の暮らしに癒しや心地よさを提供している。

リビングから庭へ、そして遠くの空へと視界がつながることで、横の広さを感じられるように。加えて、天井を勾配天井とする事で、横にも縦にも広い空間を作り出している。縦横に広い大空間だが、床暖房を完備しており、冬場でも足元からポカポカに暮らせるので安心。

リビング、キッチン、庭、寝室がウッドデッキでつながるN邸。晴れた日は窓を開け放して、縁側のようなウッドデッキでのんびり過ごしたり、庭でBBQをしたり、外遊びを楽しんだりと、多彩な暮らしが実現。室内にいながら外にいる家族の様子も分かり、光や風を感じながらゆったりとした時間を過ごせる。

集中して仕事ができる。

玄関は土間つづきで、物干し場へとつながっている。

広い土地をいかして、横の広がりを意識した外観。