当初、魚津市内の新興住宅地にある60坪の敷地で住まいを計画していたBさん。だが、「何かつまらない」と、最終的に選んだのが、少し郊外の165坪の敷地。「ほぼ同じ値段で、倍以上の広さの敷地が手に入りました」。

　余裕ある敷地に建つ住まいは、延べ床約40坪。リビングの吹き抜けと壁一面の窓が、形容できないほどの開放感を生み出している。「遠くに立山の稜線も望めて、爽快な気持ちになります」。

「友人家族を招いて、楽しく過ごしたい」という新居での要望を踏まえて、リビングからそのまま庭に出られるようになっていて、ホームパーティーのときには庭と室内を自由に出入りできるようにしている。

　敷地は半分以上が、空いたまま。「人工芝を敷いて、子どもとサッカーをしたり、友人家族とBBQをしたりして活用したい」とご主人。余白の大きい住まいが完成形となるのはまだ先。その分、家づくりの楽しみもたくさん残されている。