明るく、伸び伸びと暮らせる住まいを希望したご夫妻。この要望に住空間が提案したのが、中庭をコの字型の建物で囲んだ、コートハウスだった。中庭のウッドデッキは、リビングとフラットにつながっていて、室内のように使えるのが魅力。「デッキで、子どもが遊んでいても、キッチンから見守れるので、安心です」と奥様。
ウッドデッキでは、家族一緒に青空ごはんを食べたり、プール遊びをしたりと、すっかりHさんの暮らしの中に溶け込んでいるそう。「我が家にとって、かけがえのない場所です。中庭があって本当によかったと感じています」。
吹き抜けのリビング、純白のキッチンもH邸の魅力。リビングは中庭と一体化し、面積以上の広がりを感じさせている。キッチンのアクセントになっているのが、イタリアのブランド『カルテル』のインテリア。キラキラとしたデザインが、クリアなキッチンによく似合っている。
中庭がつながる吹き抜けのリビング。リビングに気持ちのいい光と風をもたらし、面積以上の広がりと開放感を生み出している。
住まい全体の配置や動線を考えたとき、階段の位置は、キッチンとリビングの間にならざるを得なかったが、それを逆手に取り、階段にキッチンとリビングを緩やかに仕切る役割を持たせている。一方で、階段はスケルトンとし、手すりも細めにするなどして、視線の抜け具合や空間の開放感・軽やかさが損なわれないようした。
視線が抜けるスケルトン階段を採用して、リビングとキッチンの一体感、空間の軽やかさが損なわれないようにしている。
純白のキッチン。マルチに使えるカウンター一体型のキッチンキャビネットは造作。見事に空間に溶け込んでいる。
『カルテル』の照明とダイニングテーブルが空間のアクセントになっている。キッチンからもデッキで遊ぶ子どもの様子を見守ることができ、安心できるそう。
リビングとフラットにつながるウッドデッキ。
木×白のコーディネートが優しい印象を与えるリビング。『カルテル』のソファが、シンプルな空間のアクセントになっている。
住まいの3方向に家が建つことを念頭に、家族のプライバシーを守りつつ、光と風をスムーズに室内に導くために提案したのが、建物でコの字型に囲んだ中庭。同時に、外からの視線を遮ることで、LDKの一部として日常使いできる庭を目指した。共働きで忙しいご夫妻のために、庭は土間とし、お手入れの手間が最小限で済むようになっている。
中庭に視線が抜けることで、いっそうの奥行きが感じられる玄関。
サンルーム・クローゼット・洗面所が一列に並ぶ家事楽の間取り。
京都の伝統的な「唄絞り」の技法を使った照明が映えるモダンな和室。
シルバーのカルバリウム鋼板×白でコーディネートした外観。
種類 | 新築 |
---|---|
価格帯 |
3000万円以上 ※竣工当時の価格になります |
延床面積 | 160.68m²(48.69坪) |
家族構成 | 夫(30歳) 妻(29歳) 長女(2歳) |
竣工年月 | 2022年5月 |
会社名 | 住空間 |
---|---|
住所 | 富山県射水市戸破3262-5 |
会社の強み | デザイン / コストパフォーマンスが良い / アフターメンテナンス |
TEL | 0766-50-1627 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |