「ムク材を標準仕様とし、気密・断熱性が高いＦＰ工法の家が、こんな手頃な価格で建てられることにびっくり。山下ホームさんは、素材・住宅性能・コストのバランスが一番良かったんです」とＳさんは当時を振り返る。
　床にアカマツ、天井に節のないヒノキを使ったぬくもり溢れるＬＤＫは、日当たりも風通しも抜群。ＦＰ工法で建てた家の恩恵は、猛暑のこの夏早くも実感したそうで、「リビングのエアコンは除湿機能だけで、冷房は一度も使わなかったんです。それでも家の中は温度差がなく、どこにいても快適でした」とご主人。
　シンプルで洗練されたデザインも特徴の一つ。年齢を重ねて好みが変化した時を想定し、20代のご夫妻が希望したのは飽きのこないデザイン。「ムク材は時間が経つごとに味わいが増していくので、数年後の経年変化も楽しみです」と奥様もワクワク。木造住宅用の制振ダンパーも設置したＳ邸は、現在だけでなく、未来にわたって安心と快適をもたらしてくれるに違いない。