完成したＡ邸は、勾配天井で吹き抜けのあるLDKが開放的で、家族みんなで気持ちよく過ごせる。帰宅すると玄関からファミリークローゼットに直行できる動線や、家族で同時に使っても不便のない広い洗面室を設けるなど、女性の多いＡ邸ならではの暮らしに配慮した間取りとなっている。

ムク材や漆喰の自然素材に包まれた空間は居心地がよく、特にムクの床材の感触は｢靴下を履いているのがもったいないほどです｣とＡさん。快適な新居でのんびり過ごすのが、何よりの楽しみになったそうだ。

洗面室を兼ねたユーティリティールームは約3.2帖と広く、混雑する朝もストレスなく使うことができる。

キッチン奥のアーチの先にはパントリーを設けた。キッチンの天井は板張りに。カフェライクなオープンシェルフ、カウンターテーブルを造作し、見た目と使い勝手を両立させた。

温かみのある間接照明で来客を迎え入れる玄関。

木目柄の窯業系サイディングとガルバリウム鋼板のコントラスト、そしてオープンガレージが目を引く外観。