黒をベースにシックにまとめた外観。和のテイストを感じるデザインを選んだのは、ご主人の要望なのだとか。

大空間のリビングの顔であるTVボードと、タタミスペースに設けたスタディスペースを一枚の天板でつないだことで、視覚的にも空間に一体感が生まれる。リビング横の窓からは大きくとった駐車場に出られ、そこでBBQなどを楽しみたいのだという。

足下の玉砂利と間接照明が訪れた人に上質な印象を与える玄関。リビングに至るまであえて少し廊下を設けたのは、リビングと階段を分離させるため。「娘が思春期になったときに、リビングを通らずに帰ってこられるように」という奥様の配慮なのだとか。

アパート時代に物が溢れて困っていたこともあり、収納はたっぷり確保。この1階のファミリークローゼットをはじめ、屋根裏収納などスペースも充実。

キッチンカウンターの前と裏に洗面・バスとつながるドアをオーダーしたのは奥様。回遊性のある家事動線を希望していたそう。

奥様の実家の洗面化粧台が大きかったことにならい、H邸でも使い勝手のいい大きな洗面化粧台をチョイス。ファミリークローゼットも近く、家事もラクチンな間取りだ。