「利便性よりも、自然が身近に感じられるロケーションを優先しました」と土地選びについて話すOさん。その言葉通り、窓いっぱいに広がる田園風景は、O邸の醍醐味。盛夏の頃、すくすく伸びた稲は緑の絨毯のようで、遠くには霞を帯びた白山の姿を見ることができる。
「季節ごとに変わる景色は、見飽きることがありません。この家で暮らしはじめて、四季を肌で感じています」
室内と周辺の自然との距離を縮める役割を果たすのが、ウッドデッキと庭。屋根が掛かったウッドデッキは、隣の部屋に行くような感覚で、リビングから出入りできる気軽さが魅力。BBQなど特別なことをするのではなく、景色に癒されながら、リラックスした時間を過ごすのがOさんのウッドデッキでの過ごし方。庭には季節ごとに花や実をつける庭木が植栽され、室内からウッドデッキ・庭、自然へとグラデーションしながら広がっている。
リビングは吹き抜けで、2階の子ども室との一体感のある空間になっている。
キッチンはワークトップが広いセパレートタイプのアイランドキッチン。
ダイニングにはマルチに使えるカウンターが造作されている。
「優先したのが、敷地のロケーションです。景色は、お金じゃ買えませんからね。窓から差し込む朝日と美しい景色に包まれて、気分よく1日がスタートできます。ウッドデッキはリビングの一部。何をするわけでもなく、そこにいるだけでリラックスできます。屋根があるので、雨の日でも使えるのもいいですね」。
室内のような居心地のウッドデッキ。屋根が日差しを遮ってくれるおかげで、真夏でも快適に過ごせる。
住まいを囲むようにプランされているウッドデッキ。室内からウッドデッキ、庭、そして、周囲の自然へとスムーズにつながっている。
室内からは、季節ごとに変わる田園風景が一枚の絵のように楽しむことができる。室内は床はオーク、壁は珪藻土で仕上げられていて、自然素材が醸す雰囲気と風景とが見事に調和している。
1階の寝室からも景色が眺められ、朝を気持ちよく迎えられる。
木と塗り壁で仕上げたロケーションに溶け込む外観。
建物だけでなく、庭を含めた敷地全体をプランニングするのが、同社の家づくりの特徴。O邸でも庭には多様な庭木が植栽され、周囲の自然と室内とをつなぐ役割を果たしている。また、O邸の場合、風が強く吹き込むロケーションであることから、庭木は防風林のような役割も期待されていて、家や暮らしを守るのに一役買っている。
ウッドデッキを普段使いできる空間にするために、同社が大切にしているのが、「リビングとフラットにつなげること」、「屋根をかけること」の2つ。リビングとフラットにつなげることで、室内からそのまま出入りしやすい空間となり、屋根があることで部屋感がより高まるそう。O邸でもそれは実践されていて、居心地のよさにつながっている。
種類 | 新築 |
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価格帯 |
2000〜2499万円 ※竣工当時の価格になります |
延床面積 | 121.09m²(36.62坪) |
家族構成 | 夫(33歳) 妻(33歳) 長男(13歳) 長女(12歳) |
竣工年月 | 2021年10月 |
会社名 | K-ハウジング |
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住所 | 石川県小松市蓑輪町ロ45-2 |
施工エリア | 石川県 |
会社の強み | デザイン / コストパフォーマンスが良い / 性能(省エネ) / 自然素材 |
TEL | 0761-44-4050 |
営業時間 | 8:30~19:00 |