家づくりを考え始めて5年。この間、ずっとシィー・プランニングの内見会に参加し続けていたという、大の〝シィープラフリーク〟のＴさん。その住まいはどこを見ても、ご夫妻が長年温めてきたアイデアとシィープラらしさにあふれている。
　LDKは、吹き抜けから降り注ぐ明るい日差しが気持ちよく、ぬくもり感のある木とシャープな印象のアイアンが調和した伸びやかな空間に仕上がっている。琉球畳とムクのナラ材でコーディネートした和室は、あえて離れのような造りにすることで、和ならではの静寂感が漂う。
　ディテールにもご夫妻の想いが詰まってている。幅の広いＬＤＫのフローリングやパントリーのアーチ型入り口、洗面所のタイルなどは、どれもご夫妻のセレクト。「好きなものを詰め込みました。どこを見てもお気に入りが視界に入るので、家に帰るとテンションが上がります」。憧れの住まいで暮らす喜びをＴさんはかみ締めている。