実家が寒く、「自分で建てる家は断熱気密性が高く、それが将来も維持できる家」と決めていたご主人。岩本木材で建てた人たちの生の声を聞き、「間違いない」と確信して、依頼先に選んだ。
　断熱等級６（UA値0・34）、耐震等級３の住まいは、LDKの吹き抜けが冬は１階の暖気を2階に、夏は２階の冷気を1階へ届ける通風口の役割を果たし、１年を通してエアコン１台で快適に暮らせるそう。「寝るときは、真冬でも夏布団で大丈夫です」とご主人。家を建てた友人が遊びに来ると「うちも高断熱だけど、この家には負けた」と口々に言うそうだ。
　太陽光発電と蓄電池を備えるK邸。電気代は、夏が5千円、冬でも1万5千円程度。優れた省エネ性が、ランニングコストを抑えるのに貢献している。