リビングファーストの住まいを希望したご夫妻が選んだのは、大開口・大スパンを可能とする「モノコック工法」による家づくり。耐震性を気にすることなく、20帖を超える大空間を実現。リビング・キッチンとダイニングとで天井高に変化をつけたつくりが、室内の開放感を際立たせている。
　ひと冬過ごして、断熱性の高さが確かめられた。「リビング階段にしたので冬の寒さが心配でしたが、問題ありませんでした。LDKのエアコンで1階全体が暖まり、2月の電気代は賃貸時代の3分の2程度。省エネ性も期待通りでした」。
　LDKにはリビングとはテイストが異なるヌックをプラン。リビングの壁をスクリーン代わりにしたホームシアターの仕掛けもあり、ヌックから大迫力の映画などが楽しめる。