築100年以上の実家を残したいとリノベーションを決意した娘さん。「古民家の佇まいや趣はそのままに、暮らしやすい住まいを叶えたい」と住宅や店舗の古民家再生に実績のある丹保建設に依頼した。
　古民家の魅力である力強い柱や梁は残しつつ、台所、居間、和室の仕切りを大胆になくすことで、開放感ある大空間に変身。レトロ模様が素敵な昭和ガラスの建具や、一枚板のダイニングテーブルをインテリアのアクセントにして、温もりがあるインテリアに仕上げた。また、現代の暮らしにあわせた玄関横の勝手口→外部収納→パントリー→キッチンの便利な動線も魅力。「断熱施工もしっかりしてくれたので冬も安心。思い入れがあるこの家で、これから暮らしていくのが楽しみです」。