建築に精通したご主人が選んだのが、コンセプト建築設計。「住宅性能をすべて数値化する信頼感と分離発注を採用しているのが決め手でした」。
その住まいは、UA値0・34、C値0・051、許容応力度計算に基づく耐震性は耐震等級3という住宅性能に加えて、太陽光発電、床下エアコンを搭載するフルスペック住宅。
入居して数カ月だが、高断熱+太陽光による省エネ性を実感している。4月の電気代の収支は、買電約1万3千円に対して、売電約8千円。「太陽光でつくった電力をエコキュートでも使えるよう設定を見直して、もう少し節電したいですね」とご主人。
5月になり、真夏並みの日もあったが、奥様が仕事から帰って来た時でも、閉め切った部屋はモワッとした感じが一切なかったそう。
それは、窓を遮熱仕様にし、南側の窓には庇を設けて、しっかりと日射対策を施しているから。本格的に暑くなると、2階ホールのエアコンが室内を過ごしやすい温度に保ち続ける。
リビングの吹き抜けが開放感と広がりを演出している。南の高窓からは、明るい光が住まいの奥まで届くが、遮熱仕様になっているので、太陽の熱は窓でガードされ、室内の温度が上昇することはない。夏場は、2階ホールに設置したエアコンで住まい全体を心地いい室温にコントロールする。
住まい全体が見渡せる対面式のキッチン。キッチンカウンターのペンダントライトが、ナチュラルな空間のアクセントにもなっている。
2階にプランした書斎。エアコンのない空間だが、優れた断熱気密性によって、極端に暑くなったり、寒くなったりすることはなく、個室として十分機能する。
多目的に使える和室。現在は、お子さんの遊び場になっている。
遮熱仕様の窓が、外から日射熱が入り込むのを防ぐ。
ウッドデッキに掛かる庇が夏の強い日差しを遮り、室内が暑くなるのを防いでいる。
内断熱と外断熱を組み合わせたハイブリッド断熱が高い断熱性を生み出す。
大きな窓は外観のアクセントにもなっている。
種類 | 新築 |
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価格帯 |
2500〜2999万円 ※竣工当時の価格になります |
延床面積 | 132.37m²(39.96坪) |
家族構成 | 夫(36歳) 妻(38歳) 長男(2歳) |
竣工年月 | 2023年3月 |
会社名 | 株式会社CONCEPT建築設計 |
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住所 | 石川県金沢市上荒屋4-155-2 |
施工エリア | 石川県、福井県、富山県 |
会社の強み | コストパフォーマンスが良い / 性能(高気密・高断熱) / 性能(災害に強い) / 性能(省エネ) |
TEL | 076-240-8491 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 無休 |