庭への視線の抜け感と吹き抜けによる縦への広がりが感じられる開放的なLDK。ダイニングスペースにあえて窓を設けないことで、視線の抜けが1カ所に定まり、より視覚的な奥行きと広がりが感じられる。

大きな吹き抜けが1階と2階をつなぐ。勾配天井にはシナベニヤをあしらい、スギのムク床との相性もよく、自然素材のナチュラルな素材感が引き立っている。

ウッドデッキの天井はベイ杉をあしらい、自然素材の心地よさが室内からウッドデッキまで続く。リビングに開放感をもたらし、広々と見えるだけでなく、室内の延長のような気軽さで、家族の時間が過ごせる。

キッチンに立つと、LDKはもちろん、ウッドデッキまで見渡せる。

2階の子ども部屋は、将来2部屋に仕切ることができるようにした。

リビングの一角にある階段下スペースを利用した、秘密基地のようなキッズスペース。

ウッドワンのキッチンが、ナチュラルな空間になじむ。

2階の南の窓から風の通り道をつくり、夏は家全体が木陰のような涼しさ。

空気の流れを活かした工法「外断熱・自然通気工法」。窓を開けると、家全体を空気が循環。天井のトップ排気口から熱気が排出される。

紺色の吹きつけとベイ杉で、落ち着いた印象の外観。