「シンプルモダンなデザイン性と、住宅性能のバランスが良かったんです」と、アントールに依頼した決め手を話すＨさん。要望したのは「明るく広く開放的な家」だったそう。
　玄関ドアを開くと、その先に広がるのは３方から光が差し込む、ゆったりとしたエントランス。「家に一歩入った瞬間、気分が上がります」とご主人。ＬＤＫは、屋根の高さまで届く吹き抜けが開放感をもたらしている。リビングは、子どもが小さいうちはソファやセンターテーブルを置かず、広々と使うことにしているそう。
　また、小上がりの和室やベンチ代わりとなる幅広の階段を配置し、ワンルーム空間のあちこちに家族の居場所を用意。Ｈ邸はどこまでも開放的な住まいとなっている。
　住むまでは吹き抜けの寒さが心配だったそうだが、奥様は「真冬の深夜、授乳に起きても家中暖かいんです」。長期優良住宅並みの性能は、子育ての心強い味方となっているようだ。