４匹のダックスフンドと暮らす愛犬家のHさん。26年前に建てた自宅は、犬との暮らしを想定してなかったため手狭に。車通りの多い周辺環境も不安だったそう。そこで、2回目の家づくりを決断した。
　譲れなかったのが、敷地の広さ。そこで金沢からかほくに引っ越すことに。「不便さは承知のうえ。それよりも犬が安心して暮らせる環境を優先しました」と奥様。
　4台のゲージを置くことを念頭に設計したLDKは、床にはペットの足腰に優しい床材を使い、引っ掻いてもいいように腰壁は木で仕上げた。1階にWICをプランして暮らしがワンフロアで完結する間取りもこだわり。すべて引き戸で仕切って、回遊性のある間取りに。家全体を犬が走り回れるドッグランのような住まいとなった。