「老後も家賃を払い続けるなら、定年までに支払いを終えられる今がいいタイミングだと思って」と、40代での家づくりを決意したKさん。他の住宅メーカーでは予算が合わない中、予算内のプランを提案してくれたグランドに家づくりを依頼した。
　音楽関係の仕事をしているKさんの一番の要望は、住まいの防音性能。そこでK邸は2階リビングに北欧製の木製トリプルサッシや気密ドアを採用し、気密性を高めた。さらにリビングの両端には白い防音天井を、中央には音を響かせる木製の傾斜天井をプラン。そこで奏でるオーボエの響きは、まるで小さなコンサートホールにいるよう。「音響にはすごく満足してるし、気兼ねなく練習できて嬉しい」と笑顔を覗かせる。また、高い気密性は暮らし心地にも好影響をもたらした。外気温に左右されず、室内はいつでも適温となっている。「家自体も暖かいし、全館床暖房なので、寒がりな私も安心して冬を迎えられます。理想の家になりました」。