「構造体の中を絶えず空気が循環する『通気断熱WB工法』は、木が湿気で腐ることがないので、家にとっていい工法だと思いました」と話す施主。

　入居から3年以上が経ち、WB工法への信頼はますます高まっているそう。特に、お気に入りなのが、夏場でも蒸し暑さを一切感じないという室内環境。「壁の中を新鮮な空気が循環しているだけでなく、湿気を通す壁が余分な湿気を排出してくれるおかげで、家の中がサラッとしてるんです。エアコンの効きもよく、27〜28度設定で涼しくなります」。

　WB工法の効果をより高めるのが、シモアラの設計術。太陽の光や自然の風を上手に住まいに取り入れて、エアコンに頼らない暮らしを叶える。

「残念なのは、WB工法の認知度の低さです。自然エネルギーを活かして住まいを快適に保つWB工法は、電気代が高騰している今の時代にふさわしい住宅工法だと思っています。この魅力をもっと多くの人に知ってほしいですね」