多肉植物・サボテンの愛好家であり、バイクが趣味のご主人と、「LDKの中に段差が欲しい」とリクエストした奥様の想いを叶えたのが、この住まい。
　170坪を超える広大な敷地は、周囲の田園風景に溶け込み、リビングからは遠く白山を望むことができるそう。「自然とのつながりが感じられて、穏やかに暮らせます」と奥様。
　中庭とつながっている温室は、T邸を象徴する空間の一つ。南向きの大きな窓からたっぷりと陽が入るよう設計されていて、夜にはライトアップされた植物をリビングからも楽しめる。
　ダイニングとリビングは、段差でゾーニングしただけでなく、デザインテイストも変えて二面性のある住まいに。「居場所が変わると気分も変わって、違うくつろぎ方ができます」。