ご主人がこだわり抜いたのは、無駄のないシンプルなデザイン。「直線美で仕上げたくて。窓の鍵や収納の取っ手などもできる限り少なくしたかった」と話す通り、多くの窓はFIX窓にして、風の通り道になる2カ所のみ、開閉できる窓という徹底ぶりだ。一方、可能な限り減らした収納スペースを補うため、東山住宅が提案したのが、小屋裏収納。大収納を一カ所設けたおかげで、散らからない住まいを実現した。
　キッチンとリビングは対角線上につながるようプラン。一般的な住宅より低い天井のリビングは、友人が訪れると、「なんだか、落ち着く」と好評だそう。ダイニングスペースには下がり壁を設け、こもり感のある空間に。住み始めて、気づいたのが温かさ。低い天井やFIX窓を多く取り入れたことで、気密性がアップして暖房効率がいいそう。　
「東山住宅は、予算に収まる提案を徹底してくれていて、安心して任せれました」と東山住宅への信頼感の高さが伺える。